初心者のお部屋


仕事でパソコンを始めた人、インターネットをするためにパソコンを始めた人、またゲームをするためにパソコンを始めた人、等々いろんな理由でパソコンを始められたと思いますが、偉そうなこといってもみんな最初は初心者だったのです、この部屋はそういう人たちのためのページです。




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1-1 添付品の確認
    ・・・・最近のパソコンはある程度のソフト類があらかじめインストールされているので、パソコンを購入して、とりあえずケーブル類を接続し、電源を入れるとすぐに使うことができますので、添付されているシステムインストールディスクやバックアップCD-ROMなどは始めての時点ではとくに必要ないため、ついついどこに直し込んだか・または捨ててしまった、という人もいるかもしれません、確かに正常に動いているときは全く必要のないものですが、必ず近い将来に不具合が発生します、軽い異常であればどうにかだましだまし使うことができても最悪の場合自分で再インストールをしないといけなくなります、このときにシステムインストールディスクとバックアップCD-ROMが必ず必要になります、これらがなくても復旧する方法はありますが、そのためには必要のない出費と・時間・それなりの知識・大きなリスクを背負込むことになってしまいます、添付されているシステムインストールディスクとバックアップCD-ROMを使えば、ほぼ100%の確率で購入時の状態へ簡単に戻すことができます、またファーストステップガイドという本もあるかと思いますがこれも重要です、表紙を見てみると中央下付近にCertificate of Authenticityとか書いてある紙が貼付けてありますが、ここに印字されている、
product ID:*****-OEM-*******-*****   (*は数字)
は再インストールの際に、打込まないといけないIDナンバーですのでこの本も大切に保管しておいてください、マニュアル類はなくてもどうにかなりますが・・
システムインストールディスク (フロッピーディスク)
バックアップCD-ROM (CD-ROM)
ファーストステップガイド
以上3品だけは、もう一度所在を確認しさらに大切に保管してください、そしてシステムインストールディスクについてはフロッピーディスクの複写ができる方は複製を作っておいたがいいかもしれません、自信のない方はやめといたがいいですけど・・・

1-2 電源のON・OFF
    ・・・・なぜ今更電源のON・OFFかといえば、マニュアルを最初によく読んだ人は分るかと思いますが、マニュアルにはあまり大きく書いていないので・・・通常パソコンを使っていて作業が終了するときスタートボタン→Windowsの終了→コンピューターの電源を切れる状態にするで、終了するのは基本中の基本ですが(私の知合いで、いきなり電源を切っている人がいた・・・・)(-_-;)、電源を切った後「あっ、!これもしておかないといけなかった」ということで、すぐに電源を入れようとすることがたびたびあるかと思いますが、ちょっと待ってください・・、電源を切ってからすぐにまた電源を入れるのは控えた方がいいのです、というのは電源投入時にはコンピューターに大きな負荷がかかるからです(特に回転が止りかけているハードディスクには悪いと思います)、電源を再投入する際は最低15秒ぐらい間をおいてから入れるようにしてください。
次に電源OFFですが、これは重要です・・最近のパソコンにはリセットボタンが付いていない機種が多いからです・・リセットボタンとはコンピューターがいうことを聞かなくなって、どうしても復旧してくれない最悪の場合に押すものです・・一般的に何かの作業をしていて、マウスも効かない・キーボードをたたいてもだめという状況をフリーズするとかいいますが、こんな時には気前よくリセットボタンを押したり、電源を切ったりしてはだめです、まずちょっと時間をおいてからマウスを触ってみたり・キーボードをたたいてみたりしてください(たまに処理に時間がかかっていることもあります)、それでもだめな場合はCTRLキーとAltキーとDELキーを一緒に押してみてください(一度だけ)、するとプログラムの強制終了という表示が出てきますが、ここでフリーズしていると思われるソフトをマウスでクリックして終了ボタンを押してください、これでもだめな場合はCTRLキーとAltキーとDELキーを一緒に2度押します、これでWindowsを強制的に再起動できます、しかし最悪の場合にはCTRLキーとAltキーとDELキーまでもが効かないことがあります、この場合はいよいよ?リセットキーを押すことになりますが、ハードディスクが読み書き(アクセスランプが点滅)していないのを確かめてから押してください、先に書いたとおり最近の機種で、リセットボタンが付いてない機種がありますがこの場合は、電源ボタンをチョンと押しても切れません、だからといって電源コードを引抜いたのは私です・・・この場合電源スイッチを数秒間押したままにしておいてください、そうすると電源が切れます、以上の方法で再起動・もしくは電源が切れるわけですが、次に立上がってからまずすることは、ハードディスクのチェックです、スキャンディスクなどを使ってディスクに以上がないかを確認してください、最近の機種(OSR2)では異常終了時に自動的にスキャンディスクを実行してくれるものもあります。

1-3 起動しない!?
    ・・・・これは私が初心者の頃体験したことですが、さっきまで何の異常もなく動いていたパソコンが急に動かなくなったという体験です、・・・ワープロを使って編集した文書をフロッピーディスクに保存し、通常通り終了しました、そしてまた作業を開始しようとパソコンの電源を入れますが、なにやら画面にNo system filesと表示されピーーーーーという音が鳴り続けたまま起動してくれません、何度も試してみましたがだめです、私は何かの拍子にパソコンが壊れてしまったと思いこみ、始めてサポートセンターに電話しました、なかなかつながらないと聞いてはいたけど、こんなにつながらないものとは思いませんでした、その後どうにかつながり、症状を話すと「フロッピーディスクが入ったままになっていないでしょうか?」なにも知らない私は「ハイ入ってますけど」・・・そうなんです、わたしはそれまでパソコンってハードディスクからのみ起動するものと思っていました、ちがいます・・フロッピーディスクがドライブの中に入っていればパソコンはそこからどうにかして立上がろうと努力?するのです、ですがどんなに努力してもその中に入っているのはワープロの文章だけ、これでは起動できないので、No system files(システムファイルがありません)と忠実に知らせてくれるのです・・、できれは「フロッピーディスクの中にシステムファイルがありませんよ」等と親切に表示してくれると助かるんですが・・・

1-4 メモリの増設
    ・・・・最近のパソコンは標準で32MBとか48MBとか、購入時点で既に搭載されています、通常のビジネスソフトを使っているうちはこれで充分ですが、グラフィックソフトなどを使い始めると、とたんに動作が重くなってくることもあるかと思います、そこでメモリーを増設ということになるんですが、ここでちょっと注意したいことがあります・・・まずどのくらいメモリを増設するかを決めることです、お金がある人は搭載できる最大容量のメモリを増設していただきたいのですが、メモリの容量ばっかりは各人の使用している環境に大きく作用されますので、何ともいえませんが、メモリに関してはちょっとずつ増やしていくということはできませんので、自分で満足できると思うだけの容量?をどーんと増設してください、さもないとまたまた買い直しということになります(すぐに)、ちなみに私はxv20に64MB増設していますが私はこれで充分満足しています・・・、そして店の人に相談して間違えないように購入してください、またどこのメーカーか分らないとっても安いメモリがありますが、私の個人的な意見として・・メモリだけはメジャーなメーカー品がいい・・ということです、これはつい最近の話になりますが、箱に入っていない安いメモリに目がくらみ購入(店の人の話では、私のパソコンに搭載可能とのこと)しましたが、使えないということもありましたので(全てがそうではありませんが)・・・取付に関してですが、自信がなければ店にパソコンを持込み取付けてもらったが無難でしょう、自分で取付ける場合は、取付方向等をよく確認し、静電気に弱い品物なので、冬や乾燥した日などは特に注意して作業してください、効果あるか分りませんが超薄手のビニル手袋を着用したがいいかもしれません、作業前は必ず水道の蛇口を触ったり・窓枠を触ったりなど静電気を逃してからにしましょう。

1-5 ノートパソコンの持運び
    ・・・・私も1台使ってますが、ノートパソコンは持運びが自由にできてとっても便利ですが、先日ちょっと怖い光景を目のあたりにしたので、書きます・・私が仕事で、ある取引先にいっていたときのことです、そこは1人1台のノートパソコンが支給され、全てがLANでつながっているというとっても進んだ会社なのですが、LANのメンテナンスをしているとかで、いわゆるシステム管理者が各人のノートパソコンを触っていました、もちろん机に座っている人のパソコンは電源が入っているんですが、そのシステム管理者は電源が入ったまま、パソコンを移動させているのです・・・いくらレンタル品、いやノートパソコンとはいえ、電源が入ったまま移動させるのは非常に危険です、説明書にも書いてあるかと思いますが、こういうことをするとハードディスクに傷を付けかねません、ですからみなさんは絶対に電源を入れたままパソコンを移動させるということはしないでください・・・説明書に振動に強く・・・・とありますが、これは電源を切った状態でならばそこそこ振動に強いということです。

1-6 スキャンディスクの実行
    ・・・・パソコンの構成部品の中で一番トラブルが多いのは、おそらくハードディスクではないでしょうか、フロッピーディスクやCD-ROMあたりなら少々調子悪くてもそれほど支障ありませんが、ハードディスクが壊れてしまえばパソコンもただの箱になりかねません・・・それではどのようにすれば故障を防げるかというと、残念ながら完全に防ぐことはできませんが確率を低くするぐらいならできるかもしれません、・・・まずはスキャンディスクですが、これを実行することにより現在のハードディスクの調子を調べて不具合を解消してくれる役割があります、毎日実行する必要はありませんが、週に1回は実行したがいいかもしれません、そして月に1回は、時間がかかりますが表面テスト(ディスク表面の物理的な傷を調べる)も行いましょう、その結果ディスク表面に傷があるという結果が出た場合、当面の問題解決にはなりますが、この報告時点では、もう既にかなりやばい状態です、場合によっては急激に調子が割るなってくるので、できるだけ早い段階で重要なデータ類はバックアップしておきましょう、・・・スキャンディスクでの表面テストでエラーが表示されるというのは、もう末期の症状に入っています・・・。
それとたまにでいいですからデフラグも実行しておきましょう、パフォーマンスはよくなるし、ひいてはディスク破損の予防にもなります、とにかく一番大切なことは、面倒でも重要なデータは必ずバックアップをとっておくということです、アプリケーションソフトはインストールすれば元に戻りますが、データだけはどうしようもありませんので・・・。

1-7 パソコンの再起動
    ・・・・パソコンを長時間使用していると、いろいろなソフトを使用すると思います、通常はWindows95ではソフトが使用していたメモリは終了時に解放されるはずですが、中には一部が解放されないこともあるようです、このようにして長時間使用し続けていると突然何かの拍子に、前の方で書いたフリーズが発生しやすくなりますので、時には区切のいいところで、一度終了するか・再起動したがいいでしょう、ご自分のためにも。

1-8 付録CD-ROM等からのインストール
    ・・・・最近よく雑誌の付録CD-ROMで体験版ソフト・オンラインソフト(有料のもの・無料のものがある)やドライバ類(パソコンや周辺機器を動作させるためのソフト)が収録されています、ただで使用できるものが多いので、闇雲にインストールされる人も多いかと思います、確かに最近のこれらのものにはアンインストール機能(一度インストールしたものを削除してしまう機能)も充実していますし、いろいろなソフトを試用してみるのもいいことだと思います、ですが必要もないものをインストールしていたいりということも多いかと思います、これによりハードディスクの容量は圧迫されるし、アンインストールを行っても完全に削除されないファイル類が残ることも多々あります、また本当は必要なファイルを削除してしまうこともあり(一応メッセージは表示されるが・・)、突然不具合が発生する事もあります、ですから本当に必要なもののみを吟味した上でインストールしたがいいかと思います、またドライバ類のアップデート(既存のドライバをより新しいドライバに置換えること)に関しても、readmeファイルなどに記載されている事項をよく確認した上で、どのような不具合を解決するためのものかを把握した上で行ってください、中には必要ないものや、Windowsのバージョンによっては既にアップデートされているものもあります。

1-9 ハードディスクの空容量
    ・・・・1-8の項目と絡む部分ですが、一度あなたのパソコンのハードディスクの空容量をチェックしてみてください・・・・最近のパソコンのハードディスクの容量は年々増加してきているので、全ての容量を使い尽すということは難しい?のですが空容量が200MBを下回っていれば要注意です、確かに200MBといえばちょっとやそっとで使いこなす容量ではありませんが、実はWindowsも勝手に?スワップファイルといわれるファイルをハードディスク上に作成しているのです、このスワップファイルとは何かというと、メモリーからあふれ出たデータを一時的にハードディスクにメモしておくファイルのことです、このスワップファイルは複数のソフトを同時に使用したり、特に画像処理ソフトなどを併用する場合に多く作成され、動的にファイルのサイズが変化しています、私は一度に多くのソフトを同時に立ち上げて使用するということはないのですが、それでもチェックしてみると、最大時では105MBの大きさのスワップファイルが利用されています、もしわたしのハードディスクの空容量が50MBしかないと仮定した場合、もちろんWindowsは105MBものスワップファイルを作成することはできません、この場合Windowsシステム自体が非常に不安定になり、フリーズが多発することになります、各個人の使用環境によって大きく変りますが、できればハードディスクには200MBの空きを常に確保するようにしてください。

1-10 ハードディスクの圧縮
     ・・・・1-9でハードディスクの空容量について書いたばかりですが、Windowsのドライブスペースを使えば、ディスクの圧縮によって元の容量の数倍に増やすことができます、しかし私の独断でいわせてもらえば、これは絶対にしてほしくないことです・・私も恐ろしくてこの機能だけは使ったことがないのですが、使った人の話によればパフォーマンスが急激に落ちる・・らしいです、また以前に比べてフリーズする確率も高くなり、元の状態に戻すべく、解凍をしたそうですが、何時間も時間がかかり、一応もとには戻ったものの、圧縮する前と比べてもかなり具合が悪くなったそうです・・・、データだけを記録しているドライブの圧縮には使えそうですが・・・。


みなさんの初心者時代のトラブル経験記やその解決などについて教えてください、お願いー(^^) 
mailto:gtakikawa@geocities.co.jp

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